JFEエンジニアリングの年収や採用の評判

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JFEエンジニアリングの年収や新卒や転職の採用の評判をご紹介します。

JFEエンジニアリングはJFEグループのエンジニアリング企業です。

 

旧NKKと旧川崎製鉄のエンジニアリング部門が統合してできた会社です。

国内の公共事業、ゴミ処理施設、都市整備、エネルギー系のインフラ、プラントなどが強みです。

 

年収が高いことでも有名ですので、人気の就職・転職先です。

 

それでは、JFEエンジニアリングについてさっそく見ていきましょう(^^)

JFEエンジニアリングの年収

JFEエンジニアリングの平均年収は約990万円です。

参考:就職四季報

 

JFEエンジニアリングは年収・給料が高く、特にボーナスが多いです。

全社平均のボーナス金額は8.22ヶ月分です。

8ヶ月越えはすごいですよね。

 

JFEエンジニアリングのボーナスは会社の業績と連動しているため、高くなる傾向です。

大学卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移

JFEエンジニアリングの大学卒の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を参考にしています。

月給 ボーナス(年間) 年収
20~24歳 22万円 177万円 435万円
25~29歳 27万円 224万円 552万円
30~34歳 32万円 267万円 657万円
35~39歳 35万円 291万円 716万円
40~44歳 39万円 323万円 794万円
45~49歳 43万円 355万円 874万円
50~54歳 48万円 398万円 979万円
55~59歳 47万円 386万円 950万円
60~64歳 33万円 274万円 674万円
65~69歳 29万円 236万円 580万円

※JFEエンジニアリングの平均ボーナス8.22ヶ月で計算しています。

修士了の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移

JFEエンジニアリングの修士了の年齢別の平均年収・月給・ボーナスの推移をご紹介します。

 

JFEエンジニアリングは修士了・大学院卒の人が多いです。

※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を参考にしています。

月給 ボーナス(年間) 年収
20~24歳 24万円 195万円 480万円
25~29歳 30万円 248万円 610万円
30~34歳 36万円 295万円 726万円
35~39歳 39万円 322万円 791万円
40~44歳 43万円 357万円 878万円
45~49歳 48万円 393万円 966万円
50~54歳 54万円 440万円 1082万円
55~59歳 52万円 427万円 1049万円
60~64歳 37万円 303万円 745万円
65~69歳 32万円 260万円 641万円

※JFEエンジニアリングの平均ボーナス8.22ヶ月で計算しています。

役職別の平均年収・月給・ボーナス

JFEエンジニアリングの役職別の平均年収・月給・ボーナスをご紹介します。

 

※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を参照にしているため、実際の役職名と違いますが、あくまでも参考値としてください。

月給 ボーナス(年間) 年収
職長級 35万円 263万円 684万円
係長級 37万円 312万円 753万円
課長級 42万円 449万円 958万円
部長級 51万円 567万円 1183万円

※JFEエンジニアリングの平均ボーナス8.22ヶ月で計算しています。

 

40歳以降の昇進によって年収は大きく変わります。

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

JFEエンジニアリングの生涯賃金

上記のデータから算出したJFEエンジニアリングの生涯賃金は約3億6000万円です。

やはりJFEエンジニアリングは給料が高いですね。

JFEエンジニアリングの給料

JFEエンジニアリングの新卒の初任給をご紹介します。

修士了 学部卒
技術系 237,500円 215,000円
事務系 215,000円 215,000円

技術系(設計、計画、施工管理、研究開発、生産管理)の修士了は初任給が高いですね。

引用元:JFEエンジニアリング「募集要項・採用スケジュール」

 

昇給は年1回、ボーナスは年2回です。

 

諸手当は、

  • 超過勤務手当:満額支給
  • 通勤交通費
  • 出張手当
  • 寮手当:上限75000円/月
  • 社宅手当:上限10万円/月
  • 住宅手当:45歳か入社後10年まで家賃の75%を会社が負担
  • 帰省手当

などがあります。

 

寮手当・社宅手当・住宅手当はかなり良いですね。

 

JFEエンジニアリングの給料は基本的に年功序列です。

長く勤めるほど給料が上がります。

JFEエンジニアリングの会社概要

JFEエンジニアリングの会社概要をご紹介します。

  • JFEスチール
  • JFE商事
  • JFEエンジニアリング

のJFEグループの一員です。

 

JFEグループの中でも、エンジニアリングは好調です。

 

事業内容は、

  • 環境
  • エネルギー
  • 社会インフラ
  • リサイクル・発電事業

など多岐にわたります。

 

特に、

  • 国内公共事業
  • 廃棄物処理施設
  • 水処理施設
  • プラント
  • 都市整備
  • 橋梁

などは特に強いです。

 

羽田空港滑走路はJFEエンジニアリングの実績として有名です。

 

また、海外展開もしています。

まだ国内の割合が多いですが、海外事業が伸びています。

 

JFEエンジニアリングの紹介動画がありますので、ぜひ見てみてください(^^)

引用元:Youtube「JFEエンジニアリング会社紹介」「JFEエンジニアリング事業紹介

資本金は100億円、従業員数約9000名の大企業です。

JFEエンジニアリングの平均年齢・平均勤続年数・離職率・採用倍率・残業など

JFEエンジニアリングの平均年齢・平均勤続年数・離職率・採用倍率・残業などをご紹介します。

  • 従業員平均年齢:44.3歳
  • 男性平均年齢:44.8歳
  • 女性平均年齢:40.9歳
  • 平均勤続年数:16.3年
  • 男性平均勤続年数:16.6年
  • 女性平均勤続年数:14.5年
  • 離職率:1.2%
  • 3年後離職率:3%
  • 年間の平均有給取得日数:16.2日
  • 採用倍率:総合職68倍・技術職13倍
  • 月の平均残業時間:24.9時間
  • 月の平均残業代:83023円

となっています。

参考:就職四季報

 

平均年齢は高めの会社です。

年収が高いこともあり、離職率は1%台と低いですね。

 

総合職は人気で採用倍率が高くなっています。

 

また、JFEエンジニアリングの技術職は残業規制があり、原則的には20時まで、月40時間までとなっています。

売上・業績

JFEエンジニアリングの近年の売上・業績をご紹介します。

売上高 経常利益
2015年 3673億8800万円 180億2500万円
2016年 3975億7700万円 200億3000万円
2017年 4261億3600万円 266億1600万円

売上・利益ともに右肩上がりで成長しています。

JFEエンジニアリングの新卒の就職難易度

JFEエンジニアリングの新卒の就職難易度は高めです。

特に、総合職は前述のとおり採用倍率68倍です。

 

近年の新卒の採用人数を見てみましょう。

大卒文系 大卒理系 修士文系 修士理系
2016年 21人 12人 1人 64人
2017年 13人 6人 0人 51人
2018年 12人 7人 0人 52人

圧倒的に理系の採用が多いことがわかります。

さすがにエンジニアリング会社ですね。

 

また、修士理系がもっとも重宝されます。

 

文系の採用実績校は、

  • 法政大学
  • 武蔵野大学
  • 立教大学
  • 東北大学
  • 名古屋大学
  • 同志社大学
  • 一橋大学
  • 横浜国立大学
  • 慶応大学
  • 早稲田大学

です。

 

一方、理系の採用実績校は、

  • 東京大学
  • 東京工業大学
  • 横浜国立大学
  • 京都大学
  • 東北大学
  • 名古屋大学
  • 立命館大学
  • 北海道大学
  • 九州工業大学
  • 慶応大学
  • 早稲田大学
  • 大阪大学
  • 東京理科大学
  • 日本大学
  • 金沢大学
  • 九州大学
  • 神戸大学
  • 千葉大学
  • 東海大学
  • 法政大学
  • 近畿大学

などです。

 

大学名からもわかるとおり、就職の難易度は高そうです。

学歴フィルターもありそうですね。

 

ちなみに募集職種は、

  • 技術系:設計、計画、施工管理、研究開発、生産管理など
  • 事務系:営業、企画、経理、法務、人事、調達など

です。

参考:JFEエンジニアリング「募集要項・採用スケジュール」

インターンシップ

JFEエンジニアリングのインターンシップは、

  1. 理系向け:JFEエンジニアリングの環境プラントや橋梁などの設計業務
  2. 文系・理系向け:EPCビジネス体験セミナー

があります。

 

①の時期は8月中旬~下旬で2週間くらい。

②の時期は11月上旬と2月中旬で5日間です。

 

参加人数は約250人です。

JFEエンジニアリングの中途採用の転職難易度

JFEエンジニアリングの中途採用の転職難易度も高めです。

豊富な実務経験や国家資格がないと難しいでしょう。

 

募集職種は、

  • 建築・設備・土木・工事系
  • 機械・電気・電子系
  • IT・システムエンジニア・開発・運用系
  • 事務・管理系
  • 化学・素材・バイオ系
  • 営業系

などがあります。

 

エンジニアリング企業での実務経験があると特に良いでしょう。

参考:JFEエンジニアリング「中途採用サイト」

休日・休暇

JFEエンジニアリングの休日は週休2日制と祝日です。

 

休暇は、

  • 年末年始休暇:連続5日
  • 会社創立記念日
  • 有給休暇:21日
  • 慶弔休暇
  • 特別休暇
  • 育児休業
  • 介護休業

です。

 

年間休日は126日です。

また、有給取得率は約70%です。

 

休日はしっかりしていますね。

ただし、忙しい現場は休日出勤になることもあります。

福利厚生

JFEエンジニアリングの福利厚生は、

  • 社会保険完備
  • 独身寮
  • 借上寮
  • 社宅制度
  • 住宅融資制度:勤続3年以上の社員が対象
  • 財形貯蓄
  • 制服貸与
  • 体育施設
  • 保養所
  • 保育所
  • 資格取得補助
  • 資格取得報奨金

など充実しています。

 

また、公募職種に応募できるジョブチャレンジ制度もあります。

変化にとんだキャリア形成もできるかもしれませんね。

新卒の選考フロー

新卒の選考フローは、

  1. エントリーシート提出
  2. 面接(複数回)
  3. 内々定

となっています。

 

面接が多いためしっかりと練習して本番に臨みましょう。

中途採用の選考フロー

中途採用の選考フローは、

  1. 書類選考
  2. 面接(2~3回)
  3. 内定

となっています。

 

中途採用でも面接が複数回あります。

実務経験豊富だったり、国家資格をもっていても面接の練習はしていきましょう。

求められる人物像

JFEエンジニアリングが求める人物像をご紹介します。

  • 柔軟な発想力のある人
  • チャレンジ精神のある人
  • 誠実な人
  • ピンチをチャンスに変えられる人
  • 施工管理技士の資格を保有している人(施工管理職)
  • リーダーシップのある人
  • 転勤ができる人
  • コミュニケーション能力の高い人
  • 交渉力のある人

となっています。

採用面接で聞かれることは?

JFEエンジニアリングの採用面接で聞かれる可能性があることをご紹介します。

  • 志望動機
  • 前職の退職理由は?
  • 転勤は可能ですか?
  • 残業は可能ですか?
  • 転職理由は?
  • 体力はある方ですか?
  • 希望年収
  • 忙しい現場でも大丈夫ですか?
  • 前職の退職理由は?
  • 実務経験について

となってます。

 

中途採用の場合は、今までの実務経験がとても重要です。

 

ちなみに、施工管理職の志望動機のコツは、建設業界ニュースというサイトの、

施工管理の志望動機の例文!実務経験を職務経歴書にどう書く?が参考になるので、読んでみてください(^^)

JFEエンジニアリングの評判や口コミ

JFEエンジニアリングの評判や口コミをご紹介します。

新卒・中途採用の参考にしてください。

休暇取得を推奨している

休暇取得を推奨しているため、休みはきちんとしています。

年間休日は126日ですから多い方ですね。

有給取得率は約70%です。

 

ただし、技術職や施工管理の繁忙期は忙しいです。

※どこの会社も同じですが。

技術職・施工管理は転勤や長期出張がある

エンジニアリング企業であれば当然ですが、技術職・施工管理職は転勤や長期出張があります。

国内はもちろん海外の転勤・出張の可能性もあります。

施工管理職は年の3分の2が出張です。

 

ですが、様々な土地で経験を積めるのがエンジニアリング企業の魅力でもあります。

また、出張手当でけっこう稼げます。

年度末は忙しい

公共工事も多いため年度末は忙しくなります。

かきいれどきですね。

 

繁忙期とそうでないときの差はあるようです。

重工系やプラント大手がやらない中規模市場が強い

重工系企業や日揮千代田化工建設などプラント大手がやらないような中規模工事にも強いです。

 

独自の商圏もあるため、強みですね。

新規事業も進めている

保守的な企業と思われがちですが、積極的に新規事業も展開しています。

 

事業範囲の広さはJFEエンジニアリングの大きな強みです。

国内の公共工事が強いため景気の影響を受けにくい

海外進出も進んでいますが、国内の公共工事は強いです。

景気の影響を受けにくいため安定しています。

 

ボーナスは会社の業績と連動するため、安定経営は社員さんにも大きなメリットですね。

若手社員の海外派遣も積極的

若い社員でもやる気があれば海外派遣もさせてくれる可能性があります。

積極的に手をあげれば仕事を任せてくれる会社です。

 

若手も海外で大きなプロジェクトを任せてもらえます。

やさしい人が多い

人によりますが、やさしい社員さんが多いです。

歴史のある企業ですし、ベテラン社員さんも多いです。

中途採用を強化している

中途採用の募集を強化しています。

やはり即戦力人材は歓迎されますね。

 

ただし、JFEエンジニアリングに求められる業務レベルは高いです。

 

関連法規や専門知識がないと生き残っていけません。

すべて1人でできるレベルの人材が求められます。

 

中途採用の書類選考や面接も気を抜かずにいきましょう。

激務というほどではない

エンジニアリングの仕事は激務な会社が多いですが、JFEエンジニアリングはそこまで激務ではなさそうです。

 

前述のとおり、

  • 残業が原則20時まで
  • 月の残業時間が現職40時間
  • 有給休暇取得率70%
  • 年間休日126日
  • 離職率の低さ(1.2%)

などから考えて、ブラック企業でもなさそうです。

 

優良企業といえるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

JFEエンジニアリングは年収も高く人気の企業です。

 

また、

  • 離職率の低さ
  • 年間休日の多さ
  • 残業規制
  • 出張手当や住居手当が多い

なども人気の秘訣ですね。

 

ただし、その分就職難易度・転職難易度は高いです。

採用倍率も高めのため、なかなか入社できません。

 

新卒も中途採用もしっかり採用試験対策をしていきましょう。

 

あなたの参考になればうれしいです(^^)

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