パナホームの現場監督・施工管理の就職難易度は8です。
パナソニック傘下の鉄骨プレハブ住宅をメインとするハウスメーカーです。
家電や住宅設備などパナソニックの技術も使ったエコ住宅が特徴です。
都市部の相続対策の土地活用の提案が強く、最高で9階建ての多層階住宅も展開しています。
それでは、さっそくパナホームについて見ていきましょう(^^)
目次
パナホームの会社概要
パナソニックホームズの会社概要は、
- 本社所在地:大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号
- 設立:1963年7月1日
- 資本金:283億7500万円
- 従業員数:6323人
となっています。
事業内容は、
- 新築戸建住宅の施工
- 賃貸集合住宅の施工
- リフォーム
- ストック事業
- 分譲用土地や建物の販売
- 賃貸管理
- 不動産仲介
- まちづくり事業
- 住宅システム部材販売
となっています。
パナホームは俳優の西島秀俊さん出演のTVCMも有名ですね。
引用元:youtube「西島秀俊、赤ちゃんにデレデレ 『パナホーム』新CM」
よく比較されるハウスメーカーは、
などです。
パナホームのその他の企業情報は、
- 従業員の平均年齢:43歳
- 男性従業員の平均年齢:44.4歳
- 女性従業員の平均年齢:37.4歳
- 平均勤続年数:18.8年
- 男性従業員の平均勤続年数:20.2年
- 女性従業員の平均勤続年数:12.8年
- 採用倍率:11倍
- 離職率:2.5%
- 3年後離職率:16.7%
- 年間の平均有給休暇取得日数:9.4日
- 月の平均残業時間:25.5時間
- 月の平均残業代:61296円
となっています。
引用元:就職四季報
採用倍率が少々高めです。
パナホームの平均年収
パナホームの平均年収は675万円です。
引用元:パナソニックホームズ「有価証券報告書」
昇給は年1回です。
ボーナスは夏と冬の年2回で、約4.5ヶ月分で約172万円です。
諸手当は、
- 時間外手当
- 交通費規定支給
などがあります。
世代別の平均年収
パナホームの世代別の平均年収は、
- 20~24歳:279万円
- 25~29歳:359万円
- 30~34歳:507万円
- 35~39歳:647万円
- 40~44歳:745万円
- 45~49歳:792万円
- 50~54歳:856万円
- 55~59歳:890万円
- 60~64歳:493万円
- 65~69歳:421万円
となっています。
※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を参考に計算していますので、実際の平均年収と差がある場合があります。
さらに詳しいパナホームの年収情報は「パナホーム 現場監督 年収」を読んでみてください。
パナホームの業績
パナホームの近年の業績は、
- 2015年:売上高3256億2200万円、営業利益127億5900万円、経常利益130億300万円、純利益79億9500万円
- 2016年:売上高3529億7100万円、営業利益158億5100万円、経常利益158億6600万円、純利益100億5300万円
- 2017年:売上高3596億700万円、営業利益118億4800万円、経常利益116億3200万円、純利益75億5900万円
となっています。
売上・利益ともに堅調に推移しています。
パナホームの施工管理職の中途採用の転職の難易度
パナホームの施工管理の中途採用の募集職種は「戸建住宅、病院、介護施設、マンション、アパート、街づくりなどの施工管理職」です。
ただし、正社員ではなく契約社員の募集です。※半年更新
応募資格は、
- 1級建築施工管理技士の資格をもっている人
- 一級建築士の資格をもっている人
- 新築物件の幅広い施工管理の実務経験のある人
- 入社までに監理技術者講習を修了し監理技術者証を取得できる人
となっています。
1級資格が必要なため、中途採用の転職難易度は高いと言えます。
やはりパナソニックブランドへの就職・転職は難易度が高いです。
施工管理職でも契約社員採用なあたりにパナソニックブランドを感じますね。
中途採用の施工管理職の給料は、月給298,000円~37万円です。
※実務経験や年齢によって給料は変わりますし、6ヶ月の契約更新ごとに給料は改定されます。
年収例は、
- 60歳:年収432万円・月給36万円
- 64歳:年収408万円・月給34万円
となっています。
引用元:パナソニックホームズ『【関東】施工管理スペシャリスト(契約社員採用)』
パナホームの休日と休暇
パナホームの休日は週休2日制で、施工管理職の休日は水日です。
休暇は、
- 夏季休暇(連続8日)
- 年末年始休暇(連続7日)
- 有給休暇(25日)
- 慶弔休暇
- ファミリーサポート休暇
などがあります。
年間休日は約117日です。
パナホームの福利厚生
パナホームの福利厚生は、
- 各種社会保険完備
- 交通費全額支給
- 公的資格取得奨励祝金制度(一級建築士25万円、二級建築士10万円)
などです。
必要書類
パナホームに応募する際必要な書類は、
- 履歴書
- 職務経歴書
となっています。
求められる人物像
パナホームが求める人物像は、
- 1級建築施工管理技士の資格をもっている人
- 一級建築士の資格をもっている人
- 新築物件の幅広い施工管理の実務経験のある人
- 入社までに監理技術者講習を修了し監理技術者証を取得できる人
- コミュニケーション能力の高い人
- チャレンジ精神のある人
- 向上心のある人
- やり遂げる強さのある人
- 実行力のある人
- 負けず嫌いの人
- 忍耐強い人
- 感受性が高い人
- 素直な人
- まじめな人
- 気遣い、心づかいができる人
となっています。
採用面接で聞かれること
パナホームの採用面接で聞かれることをまとめてみました。
- 志望動機
- 転勤は可能ですか?
- 体力はある方ですか?
- 実務経験はどれくらいですか?
- 残業は可能ですか?
- 自己PR
- 転職理由は?
- 忙しい現場でも大丈夫ですか?
- 単身赴任は可能ですか?
- 前職の退職理由は?
となっています。
まとめ
パナホームの現場監督・施工管理職の中途採用には、1級資格や豊富な実務経験が必要です。
戸建住宅・病院・介護施設・マンション・アパート・街づくりなどの施工管理にたずさわるため、幅広い経験値が必要です。
就職・転職の難易度は高いと言えるでしょう。
パナホームでは今後、
- 新築請負事業
- まちづくり事業
- ストック事業
- 海外事業
に力を入れていくようです。
パナホームが今後力を入れていく分野の実務経験が豊富だと有利になります。
パナソニックブランドの企業ですので、応募者が多く採用倍率が高くなります。
中途採用といえど気を抜かず、企業分析や面接の練習をして採用試験にのぞみましょう。
あなたの就職・転職活動の参考になればうれしいです(^^)