工事現場

現場監督の派遣をしていて、

「現場監督の派遣って、引き抜きはあるの?」

「引き抜かれる条件を知りたいな」

「引き抜かれる目的で技術者派遣をするのはアリ?」

と思ったことはありませんか?

 

この記事では、

  • 現場監督の派遣は引き抜きがある
  • 引き抜かれやすい条件とは?
  • 引き抜かれる目的で技術者派遣をするのもアリ【良い派遣先をもつ技術者派遣で働くべし】

といった内容を紹介します。

 

あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです(^^)

現場監督の派遣は引き抜きがある

ショベルカー

中小や大手を問わず、現場監督の派遣は引き抜きがあります。

 

今は現場監督や施工管理が不足しているので、大手でも現場監督を欲しがっているからです。

現場監督の取り合いが起きている

建設会社は、求人サイトに掲載してもなかなか現場監督を採用できていないのが現状です。

それくらい現場監督が不足しているのです。

 

建設会社で、優秀な現場監督の取り合いになっているといってもいいでしょう。

 

国土交通省が発表した「建設産業の現状と課題」によると、

2025年には建設人材が47万~93万人不足するそうです。

国土交通省建設産業の現状と課題

出典:国土交通省「建設産業の現状と課題

 

今後はさらに、建設会社による現場監督の取り合いが激化するでしょう。

引き抜きは派遣先も派遣社員もメリットがある

派遣先企業も、どこの馬の骨ともわからない現場監督を採用するよりは、

自社の現場で働いて活躍している派遣社員をそのまま採用する方が安心です。

 

活躍してくれるのがわかっているからです。

 

派遣社員側も、慣れ親しんだ現場や会社で働けるので、転職のストレスが少ないです。

特に、中小の建設会社は派遣の引き抜きが多い

中小の地場ゼネコンや工務店は、派遣の現場監督の引き抜きをけっこうやっています。

知名度がないため、求人をだしても人が集まらないからです。

 

中には、強引に派遣会社を辞めさせて引き抜く事例もあります。

 

大手建設会社は強引な引き抜きはありません。

そのかわり、大手はレベルが高くないと引き抜いてくれません。

引き抜かれやすい条件とは?

建築設計

現場監督の派遣で引き抜かれやすい条件は、

  • 派遣先の現場での業務が優秀
  • 一級建築士や1級施工管理技士などの、上位資格をもっている

などです。

 

やはり、スキルと資格が重視されますね。

 

会社によっては、派遣先での勤務年数も見られます。

数年働いて優秀であれば、引き抜かれる確率は高くなります。

 

ちなみに、スーパーゼネコンだと学歴が必要なこともあります。

※大卒以上など。

 

ただ、いまは現場監督が不足している時代なので、

学歴にこだわっていては良い現場監督を獲得できません。

 

高卒であっても、経験があって上位資格があれば大手に転職できる時代です。

 

ある意味、夢がある話ですよね(^^)

引き抜かれる目的で技術者派遣をするのもアリ【良い派遣先をもつ技術者派遣で働くべし】

工事現場

最初から引き抜かれることを目的にして派遣で働くのは、アリです。

 

実際に引き抜きがあるわけですから、全然悪いことではありません。

  • まだスキルに自信がない
  • まだ資格をとっていない

という人は、最初は派遣で働いて、スキルや資格を得て引き抜きのチャンスを待ちましょう。

 

引き抜かれるのを目的にするなら、派遣会社選びはけっこう重要です。

派遣会社によって派遣先が違ったり、良い会社に派遣されやすいかどうかが違うからです。

 

前もって派遣先へ紹介する前提の「紹介予定派遣」がある派遣会社であることも大切です。

 

「派遣会社ならどこでもいい」というわけではないので、

引き抜き目的であれば派遣会社選びは慎重に行いましょう。

まとめ

お茶の水

この記事をまとめると、

  • 現場監督の派遣は引き抜きがある
  • 派遣先企業も引き抜きをするメリットがある
  • 中小地場ゼネコンや工務店は引き抜きが多い
  • 引き抜かれるにはスキルや資格が必要
  • 引き抜かれる目的で技術者派遣をするのもアリ【派遣会社選びは重要】

「将来、建設会社に引き抜かれたい」という人は、参考にしてください。

 

ただ、時代的に、

  • 正社員=安定
  • 派遣=不安定

ではなくなってきています。

 

2019年にトヨタ自動車の豊田社長が、

「終身雇用ムリ」という発表をして話題になりましたよね。

 

つまり、1つの会社に属して働くこと=安定とはいえない時代になっているのは事実です。

 

近年は、正社員ではなく「フリーランス」という働き方は注目されています。

フリーランスとは、特定の企業に属さずにお金を稼ぐ働き方です。

 

フリーランスは、会社と共倒れしないするリスクがありません。

2020年以降は、フリーランスという働き方が認知されてくるでしょう。

 

現場監督の派遣は、フリーランスです。

 

「派遣は不安定」という常識がくずれて、

「フリーランスで働きたいから、派遣で働く」という考え方が主流になるでしょう。

 

ちなみに、派遣のままスキルを積んでいくことに、デメリットはありません。

引き抜かれて正社員にもなれるし、フリーランスで働き続けることもできます。

 

働き方の選択肢が多い分、派遣もわるくないですよね(^^)

 

あなたのキャリアアップの参考になればうれしいです!