バグる現場監督

「施工管理(現場監督)の仕事は地獄だ…」

「地獄すぎて、もうやめたい…」

「働く環境を改善したい」

「他の仕事に転職できるのかな…?」

などの疑問に答えます。

 

この記事の内容を紹介します。

  • 施工管理(現場監督)は地獄【よくあるきついケース】
  • 働く環境を改善する方法
  • 施工管理以外の仕事に転職できるのか【30歳がボーダーライン】

あなたが、少しでも地獄から解放されることを祈って書きました。

さっそく見ていきましょう。

施工管理(現場監督)は地獄【よくあるきついケース】

悪魔

施工管理(現場監督)によくある地獄の光景をご紹介します。

 

「わかるわかる!」「あるある!」と思うかもしれませんね。

  • 早朝から深夜まで働く
  • サービス残業が多い
  • 労働時間のわりに給料が少ない。時給換算したら薄給
  • ブラック企業だらけ
  • 職人さんに怒鳴られる、無視される、殴られる
  • 人間関係がきつい
  • 精神論が多い
  • 所長がうざい
  • 危険な仕事
  • 工期が遅れると休めない
  • 施工管理といっても、雑用係
  • IT化が進んでいないので、書類や写真がアナログ
  • 夏は暑く、冬は寒い
  • 中小企業だと施工管理は肉体労働
  • 休憩がない
  • 日曜日しか休めない
  • 休日は寝るだけで終わる
  • プライベートはほぼない
  • 家庭が崩壊する、離婚しやすい
  • 子供がなつかない
  • うつ病になる
  • 自殺者がでる
  • 同僚がどんどんやめていく

あなたの働く環境でも、当てはまるものがあるかと思います。

 

Twitterで施工管理に関するツイートも見てみましょう。

やっぱり、みんなきつい環境で頑張っていますよね(^^;

たしかに、地獄度の高い仕事です。

建設業は他の業界と比べて労働時間が長く、出勤日が多い

国土交通省の「建設業における働き方改革」を見てみると、建設業界は労働時間が長く、出勤日が多いことがわかります。

国土交通省建設業における働き方改革

出典:国土交通省「建設業における働き方改革

 

他の業界と比べて、労働時間と勤務日数が多いことがわかります。

特に施工管理は忙しい仕事なので、他の業界と比べても「地獄の仕事」といえるでしょう。

働く環境を改善する方法

女性現場監督

施工管理が働く環境を改善する方法は、

  1. 会社に交渉する
  2. 転職する
  3. 技術者派遣で働く

の3つです。

 

1つずつ解説します。

①会社に交渉する

働く環境を改善できないか、会社と交渉する手があります。

もし交渉の余地があるなら、改善されるかもしれないからです。

 

ただし、この方法は成功率は低めです。

どの会社もギリギリの人数でやっていることが多く、なかなか改善しない会社も多いです。

 

「少ない可能性でも、言ってみなけりゃわからない」という人は、交渉してみましょう。

※交渉で改善するなら、それが一番です。

②転職する

働く環境が良い会社に、転職する方法もあります。

今の会社で改善が無理なら、転職するしかないからです。

 

おすすめは、地方の小さい会社です。

会社や現場によりますが、そこまで激務じゃないことがあります。

 

ただし、地方に引っ越さなければいけません。

③技術者派遣で働く

施工管理の技術者派遣の会社で働く手もあります。

技術者派遣の会社に、労働条件を言えるからです。

 

「技術者派遣の会社って、ブラックな現場が多そう…」と思うかもしれませんね。

もちろん、働く環境は派遣先の現場によります。

 

技術者派遣の会社によっては、できるだけ良い環境の現場を紹介してくれるところもあります。

 

技術者派遣で働くメリットは、

  • 今よりきつくない環境で働ける
  • 施工管理の経験は活かせる
  • 働きやすい環境でスキルアップできる

です。

 

「今の会社には世話になったし、家族も養わなきゃいけないしな…。

きっと、施工管理で転職してもどこも一緒だろう…。

でも、本音はこんな会社やめたい!」

というは、技術者派遣も検討しましょう。

 

技術者派遣の会社によっては、あなたのスキルに合った現場を紹介してくれるので、働きやすいです。

 

残業代は100%支給なので、サービス残業もありません。

 

ちなみに、派遣というとアルバイトに見えますが、技術者派遣は正社員です。

技術者派遣の会社の正社員として雇用されて、働くのは他社の現場ということです。

 

近年は施工管理の仕事が地獄すぎるので、技術者派遣に転職する人も増えています。

 

もちろん、給料は特定の建設会社の正社員で働く方が高いかもしれません。

 

でも、

  • 残業代100%支給
  • 現場によっては給料が高い

ということもあるので、技術者派遣でもしっかり稼げます。

 

建設業界は人材不足なので、今後も長く続けていけるでしょう。

 

施工管理の技術者派遣については、

建設業界ニュースというサイトの

施工管理の派遣で働くメリットは?」の記事が参考になります。

施工管理の派遣で働く14のメリットと6つのデメリット|やめとけと言われる理由

技術者派遣で働くメリットを、11個紹介している記事です。

施工管理以外の仕事に転職できるのか【30歳がボーダーライン】

パソコン

「施工管理が地獄すぎるから、他の仕事に転職したい…」と思ったことありませんか?

 

でも、

  • 今から他の仕事ができるのか?
  • もし他の仕事に転職するなら、どういう仕事があるのか?
  • 他の仕事に転職する方がリスクじゃないか?

など、気になりますよね。

 

施工管理以外の仕事への転職事情を紹介します。

30歳すぎたら転職できる仕事が減る

30歳をすぎたら、転職できる仕事が減ります。

若い人の方が、転職に有利だからです。

 

20代までであれば、下記のような仕事に転職できます。

  • IT業界
  • 営業
  • 販売
  • 製造業
  • 接客
  • 事務
  • 介護

など。

 

ですが、30代になると、

  • 営業
  • 製造業
  • 接客
  • 介護

などに、選択肢がへります。

 

30代で選べる仕事は、厳しい仕事もあります。

例えば、営業職ならノルマを達成し続けなければいけません。

 

「どんな仕事も大変なのは一緒」といえばそれまでですが、

他の仕事に転職したからといって、幸せになれるとは限りません。

 

「施工管理しか経験がない…」

「建設業界しか経験がない…」

という人は、慎重に検討してください。

施工管理のスキルを活かすなら

今までの施工管理のスキルを活かすなら、やはり施工管理での転職が無難です。

 

働く環境を良くしたいのであれば、前述のとおり、

  • 転職する
  • 技術者派遣で働く

が良いでしょう。

 

せっかく身につけてきた施工管理のスキルですからね、どうせなら活かしたいものですよね。

まとめ

救出

この記事をまとめると、

  • やはり、施工管理の仕事は地獄
  • 働く環境を改善するなら、交渉するか、転職するか、技術者派遣で働く
  • 他の仕事に転職するのもリスクがある

って感じです。

 

地獄の環境からは、はやく抜け出しましょう。

体をこわしたら、働くことすら困難になってしまいます。

 

施工管理は、1つの現場が終わらないと辞められないことが多いので、

退職するなら計画的にやめましょう。

 

また、ある程度貯金があるなら、今の会社を辞めてから転職活動しても良いでしょう。

※転職活動は3ヶ月くらいかかるので。

 

もし貯金がないなら、働きながら水面下で転職活動をしましょう。

忙しいので転職活動は大変ですが、時間を見つけてやるしかありませんね。

 

あなたが地獄の環境から、1日も早く抜け出せることを祈っています。