「施工管理(現場監督)の仕事は地獄だ…」
「地獄すぎて、もうやめたい…」
「働く環境を改善したい」
「他の仕事に転職できるのかな…?」
などの疑問に答えます。
この記事の内容を紹介します。
- 施工管理(現場監督)は地獄【よくあるきついケース】
- 働く環境を改善する方法
- 施工管理以外の仕事に転職できるのか【30歳がボーダーライン】
あなたが、少しでも地獄から解放されることを祈って書きました。
さっそく見ていきましょう。
目次
施工管理(現場監督)は地獄【よくあるきついケース】
施工管理(現場監督)によくある地獄の光景をご紹介します。
「わかるわかる!」「あるある!」と思うかもしれませんね。
- 早朝から深夜まで働く
- サービス残業が多い
- 労働時間のわりに給料が少ない。時給換算したら薄給
- ブラック企業だらけ
- 職人さんに怒鳴られる、無視される、殴られる
- 人間関係がきつい
- 精神論が多い
- 所長がうざい
- 危険な仕事
- 工期が遅れると休めない
- 施工管理といっても、雑用係
- IT化が進んでいないので、書類や写真がアナログ
- 夏は暑く、冬は寒い
- 中小企業だと施工管理は肉体労働
- 休憩がない
- 日曜日しか休めない
- 休日は寝るだけで終わる
- プライベートはほぼない
- 家庭が崩壊する、離婚しやすい
- 子供がなつかない
- うつ病になる
- 自殺者がでる
- 同僚がどんどんやめていく
あなたの働く環境でも、当てはまるものがあるかと思います。
Twitterで施工管理に関するツイートも見てみましょう。
激務だから、奥さんが施工管理だと不満に思う旦那さんもいるかもですね。
— まっくす (@max161020) 2019年6月27日
人の命より、自分が利益を得ることだけを考えるってどういうこと??
しかも、施工管理士だけに負担を押し付けて、ほかの従業員は1ヶ月も休めたりして…
社長のせいで、施工管理士みんな、体がもうボロボロだよ…— あいり (@zl6gPRd3k97ud6N) 2019年6月27日
ゼネコンの施工管理はブラックですね
昼現場、夜は会社で事務があるので
— walmartななくま アメリカ卒 (@TKYMzDqrAkUBfqU) 2019年6月27日
土木とか建設は作業員の方はまぁ良いんですよ。その方々を管理してる施工管理はめっちゃブラックなんだよなぁ(白目
— FBI (@FBI_LEGO) 2019年5月11日
そうなんですね!建築、建設はブラックですよねーうちは施工管理なんですが、土日も構わず電話、朝も早朝から電話、休みってなに?って感じですよね。会社が大手なので休みだけはとらせようとするんですが、結局サービス出勤ばかりです。
— いくさん@2人目産休中 (@ikusannurse) 2019年3月28日
施工管理とか営業なんかよりずっとしんどいからな。日曜しか休みねーし。ブラックの代表格なのに人手不足で死ぬという最悪の職種。
— 北條セミ也 (@ouenshitai2) 2019年3月28日
社畜だよねえ、施工管理はブラックですわい。もっと待遇が良い会社に移るまで頑張る💪
— 相良祥太 (@sleep0301) 2019年3月7日
正直冷めた目で見ています。
激務で施工管理職の若者が自殺したニュースは衝撃的でした。— 物申す若者 (@iQy3pLMn2AukraC) 2019年6月21日
お仕事なんだから仕方ない…と納得させるしか、現場監督の激務さは本当にヤバい…帰ってきてくれるだけまだ、マシか?っても1日5分も話してない気がする、「行ってらっしゃい」と「おかえり」しか最近話してない( ⚭_⚭)
— ぽむぽむしゅーたむo (@syuuutamu) 2019年2月6日
やっぱり、みんなきつい環境で頑張っていますよね(^^;
たしかに、地獄度の高い仕事です。
建設業は他の業界と比べて労働時間が長く、出勤日が多い
国土交通省の「建設業における働き方改革」を見てみると、建設業界は労働時間が長く、出勤日が多いことがわかります。
出典:国土交通省「建設業における働き方改革」
他の業界と比べて、労働時間と勤務日数が多いことがわかります。
特に施工管理は忙しい仕事なので、他の業界と比べても「地獄の仕事」といえるでしょう。
働く環境を改善する方法
施工管理が働く環境を改善する方法は、
- 会社に交渉する
- 転職する
- 技術者派遣で働く
の3つです。
1つずつ解説します。
①会社に交渉する
働く環境を改善できないか、会社と交渉する手があります。
もし交渉の余地があるなら、改善されるかもしれないからです。
ただし、この方法は成功率は低めです。
どの会社もギリギリの人数でやっていることが多く、なかなか改善しない会社も多いです。
「少ない可能性でも、言ってみなけりゃわからない」という人は、交渉してみましょう。
※交渉で改善するなら、それが一番です。
②転職する
働く環境が良い会社に、転職する方法もあります。
今の会社で改善が無理なら、転職するしかないからです。
おすすめは、地方の小さい会社です。
会社や現場によりますが、そこまで激務じゃないことがあります。
ただし、地方に引っ越さなければいけません。
③技術者派遣で働く
施工管理の技術者派遣の会社で働く手もあります。
技術者派遣の会社に、労働条件を言えるからです。
「技術者派遣の会社って、ブラックな現場が多そう…」と思うかもしれませんね。
もちろん、働く環境は派遣先の現場によります。
技術者派遣の会社によっては、できるだけ良い環境の現場を紹介してくれるところもあります。
技術者派遣で働くメリットは、
- 今よりきつくない環境で働ける
- 施工管理の経験は活かせる
- 働きやすい環境でスキルアップできる
です。
「今の会社には世話になったし、家族も養わなきゃいけないしな…。
きっと、施工管理で転職してもどこも一緒だろう…。
でも、本音はこんな会社やめたい!」
というは、技術者派遣も検討しましょう。
技術者派遣の会社によっては、あなたのスキルに合った現場を紹介してくれるので、働きやすいです。
残業代は100%支給なので、サービス残業もありません。
ちなみに、派遣というとアルバイトに見えますが、技術者派遣は正社員です。
技術者派遣の会社の正社員として雇用されて、働くのは他社の現場ということです。
近年は施工管理の仕事が地獄すぎるので、技術者派遣に転職する人も増えています。
もちろん、給料は特定の建設会社の正社員で働く方が高いかもしれません。
でも、
- 残業代100%支給
- 現場によっては給料が高い
ということもあるので、技術者派遣でもしっかり稼げます。
建設業界は人材不足なので、今後も長く続けていけるでしょう。
施工管理以外の仕事に転職できるのか【30歳がボーダーライン】
「施工管理が地獄すぎるから、他の仕事に転職したい…」と思ったことありませんか?
でも、
- 今から他の仕事ができるのか?
- もし他の仕事に転職するなら、どういう仕事があるのか?
- 他の仕事に転職する方がリスクじゃないか?
など、気になりますよね。
施工管理以外の仕事への転職事情を紹介します。
30歳すぎたら転職できる仕事が減る
30歳をすぎたら、転職できる仕事が減ります。
若い人の方が、転職に有利だからです。
20代までであれば、下記のような仕事に転職できます。
- IT業界
- 営業
- 販売
- 製造業
- 接客
- 事務
- 介護
など。
ですが、30代になると、
- 営業
- 製造業
- 接客
- 介護
などに、選択肢がへります。
30代で選べる仕事は、厳しい仕事もあります。
例えば、営業職ならノルマを達成し続けなければいけません。
「どんな仕事も大変なのは一緒」といえばそれまでですが、
他の仕事に転職したからといって、幸せになれるとは限りません。
「施工管理しか経験がない…」
「建設業界しか経験がない…」
という人は、慎重に検討してください。
施工管理のスキルを活かすなら
今までの施工管理のスキルを活かすなら、やはり施工管理での転職が無難です。
働く環境を良くしたいのであれば、前述のとおり、
- 転職する
- 技術者派遣で働く
が良いでしょう。
せっかく身につけてきた施工管理のスキルですからね、どうせなら活かしたいものですよね。
まとめ
この記事をまとめると、
- やはり、施工管理の仕事は地獄
- 働く環境を改善するなら、交渉するか、転職するか、技術者派遣で働く
- 他の仕事に転職するのもリスクがある
って感じです。
地獄の環境からは、はやく抜け出しましょう。
体をこわしたら、働くことすら困難になってしまいます。
施工管理は、1つの現場が終わらないと辞められないことが多いので、
退職するなら計画的にやめましょう。
また、ある程度貯金があるなら、今の会社を辞めてから転職活動しても良いでしょう。
※転職活動は3ヶ月くらいかかるので。
もし貯金がないなら、働きながら水面下で転職活動をしましょう。
忙しいので転職活動は大変ですが、時間を見つけてやるしかありませんね。
あなたが地獄の環境から、1日も早く抜け出せることを祈っています。