2級建築士の年収などをご紹介します。
あなたの就職・転職活動の参考になればうれしいです(^^)
2級建築士の平均年収と合格率
2級建築士の平均年収などをご紹介します。
- 平均年収:250万円
- 合格率:学科37.9%、製図55.3%
2級建築士は、都道府県知事の免許を受けて、二級建築士の名称を用いて、設計・工事監理等の業務を行う仕事です。
具体的には、一定規模以下の木造の建築物、および鉄筋コンクリート造などの主に日常生活に最低限必要な建築物の設計、工事監理に従事する建築士の職務は大きく3つに分けられています。
- 設計業務:基本設計、実施設計の2段階で行われ、それぞれについて意匠設計、構造設計、設備設計が含まれます。
- 工事監理業務:建築主や現場管理者(施工者の置く現場監督)とは違う第三者の立場で、工事が設計図書のとおりに実施されているかを確認し、建築主への報告と施工者等への必要な指示を行います。
- 手続き等業務:設計前における調査、企画等の業務や、建築工事契約に関する事務、建築工事の指導監督、既存建築物に関する調査、鑑定業務、開発許可、農地転用許可等の手続き業務、各種コンサルティング業務等、建築士の職務は多岐に渡り、それらの一部を専門に行う建築士もいます。
他にも手続きの代行や耐震性の診断なども行ないます。
2級建築士の業務範囲をまとめておきます。
- 学校・病院・劇場・映画館・公会堂・集会場・百貨店などの公共建築物は延べ面積が500m²未満のもの
- 木造建築物または建築の部分で高さが13mまたは軒の高さが9mを超えないもの
- 鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、れん瓦造、コンクリートブロック造もしくは無筋コンクリート造の建築物または建築の部分で、延べ面積が30m² – 300m²、高さが13mまたは軒の高さが9m以内のもの
- 延べ面積が100m²(木造の建築物にあっては300m²)を超え、又は階数が3以上の建築物(ただし、第3条の2第3項に都道府県の条例により規模を別に定めることもできるとする規定がある)
となっています。
建築士と一口に言っても勤め先に幅があるため、企業の規模によって収入は大きく異なります。
主な就職先は建設会社、建築設計事務所、住宅メーカー、ディベロッパーなどで、雇用形態は正社員、契約社員などです。
建築士の試験は合格率が低く、大変難しいことで知られています。
建築士の資格は、1級建築士、2級建築士、木造建築士の3つに分かれており、受験資格もそれぞれ異なります。
2級建築士の試験では、最初に学科の試験が行われ、建築計画・建築法規・建築構造・建築施工についての知識を問われます。
この学科試験の合格者のみ、第二段階である設計製図の試験を受けることができ、設計製図の試験に合格できれば無事に2級建築士になることができます。
2級建築士の評判
2級建築士の資格の評判をご紹介します。
- 転職に有利
- 試験になかなか受からない
- 達成感がある
- 手続きがとにかく多く大変
となっています。
自分に合う会社に転職するには?
現場監督や施工管理技士・建築士として就職・転職する際は、そのゼネコン・ハウスメーカーなど建設会社(転職先企業)の中途採用条件、福利厚生、転勤の有無、平均年収や平均月収など平均給料、ボーナス、必要な国家資格、休日、労働時間、業務内容、残業時間、残業代、募集要項などを確認しましょう。
それ以外にも、
- 採用倍率はどれくらいか?
- 将来性はどうか?
- 健康保険や退職金はあるか?
- 離職率はどれくらいか?
- 口コミや評判はどうか?
- サービス残業はどれくらいか?
- ブラックではないか?
- 徹夜など激務ではないか?仕事はきついのか?
- リストラ、クビ、パワハラ、セクハラはないか?
- 仕事はどれくらい大変なのか?現実・現状はどうなのか?
- 倒産しないか?
- 労働基準法を守っているか?
- 労災保険はあるか?
- 土日休みか?
- 高卒や無資格・未経験者の場合、働けるのか?
- トラブルやデメリットはないか?
なども確認しましょう。
現場監督、施工管理の就職・転職は『自分に合う企業』に就職することが大切です。
就職や転職が有利になる方法
就職・転職活動が有利になる方法の1つは資格を取得することです。
有資格者の採用に積極的な企業が多いからです。
もう1つ、就職・転職活動が有利になる方法は「エントリーする企業が今力を入れていることを知ること」です。
企業は、いま力を入れていることを知ってもらえているのは嬉しいものです。
「この人、うちの会社のことを研究しているな!」というイメージにもつながるため、面接でも有利になります。
あなたの就職や転職に役立ててください(^^)