2級土木施工管理技士の年収などをご紹介します。

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2級土木施工管理技士の平均年収と合格率

2級土木施工管理技士の平均年収などをご紹介します。

  • 平均年収:400万円
  • 合格率:学科53.4%、実地33.5%

 

2級土木施工管理技士は土木、鋼構造物塗装、薬液注入に別れ、それぞれの種で河川、道路、橋梁、港湾、鉄道、上下水道などの土木工事などで、主任技術者として施工計画を作成し、現場の工程管理、安全管理など工事施工に必要な技術上の管理などを行います。

 

2級土木施工管理技士は、建設業法で定められた一般建設業の許可を受けている建設業者の営業所における専任技術者、及び工事現場における主任技術者となることが認められています。

 

2級は「土木」「鋼構造物塗装」「薬液注入」に分かれています。

土木、鋼構造物塗装、薬液注入それぞれの主任技術者や監理技術者になることが可能になります。

 

土木施工管理技士は、土木工事に当たり施工計画を立案したり、工事の現場で指揮管理を行う技術職です。

 

土木工事に当たりどのように工事を進めるのかという作業手順を作成したり、工事日程を調整したり、工期の設定をしたり、資材や機械の手配をしたり、かかる工事費の工数等を検討していきます。

 

土木工事には土木施工管理技士のほかにも現場で実際に作業する作業員などたくさんの人が関わってきます。

 

いろいろな立場の意見を吸い上げて、工事の工期が早く、安全かつ高品質のものができるように最適な施工計画を立案することになります。

 

施工計画の立案だけではなく、現場で作業の指揮管理をするということになります。

 

現場で指揮するとはいっても、直接現場の作業員に手とり足とり作業を指導するわけではなく、作業の流れなどを見てそれぞれの現場の責任者の適切な指示を与えます。

 

当然ながら現場で進捗管理なども行います。

現場で作業を行う時に一番気を付けておかないといけないのは、安全の管理をおろそかにしないということです。

 

安全に気を配れないのは、作業の指揮監督をする立場としてはダメです。

 

主な就職先としては、土木・建設系企業、ゼネコンが一般的です。

 

土木施工管理技士の勤務形態は、働く場所によってかなりの差があり、昼夜が逆転した生活や、転勤や単身赴任を余儀なくされる場合もあるようです。

 

受け持っている現場によって勤務時間はたびたび異なるので、決まった勤務形態はありません。

2級土木施工管理技士にできること

2級土木施工管理技士にできることをまとめておきます。

  • 土木:一般建設業のうち土木工事業、とび・土木工事業、石工事業、鋼構造物工事業、舗装工事業、しゅんせつ工事業、水道施設工事業の専任の技術者、これら建設工事における主任技術者
  • 鋼構造物塗装:一般建設業のうち塗装工事業の専任の技術者、この建設工事における主任技術者
  • 薬液注入:一般建設業のうちとび・土木工事業の専任の技術者、これら建設工事における主任技術者

となっています。

まとめ

2級土木施工管理技士の仕事は需要が多く、求められる人材です。

仕事は忙しいですが、大きなやりがいのある仕事です。

 

2級土木施工管理技士の資格を持っているが「全国転勤したくない」「あまり残業したくない」「休日出勤したくない」「ワークライフバランスを大切にしたい」という人の中には、あえて派遣で働く人もいます。

 

派遣であればある程度自由が効きますし、ワークライフバランスを保ちやすくなります。

 

建設業界の働き方も多様化の時代です(^^)

 

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