第1種電気主任技術者の年収などをご紹介します。
あなたの就職・転職活動の参考になればうれしいです(^^)
第1種電気主任技術者の平均年収と合格率
第1種電気主任技術者の平均年収などをご紹介します。
- 平均年収:400万円
- 合格率:15%
電気主任技術者は、発電所や変電所、需要家の受変電設備などの維持管理や運用を行う資格です。
電気事業法により、電気事業用及び自家用電気工作物の設置者は、電気工作物の工事、維持、運用の保安監督をさせるために、電気工作物の種類によって電気主任技術者を選任することが定められています。
第一種電気主任技術者は電気主任技術者資格の最上位で、管理できる電圧の規制はなく、超高圧の発電所から末端の需要家まで、どのような電圧の電気設備であっても維持・管理・運用を行えます。
発電所や変電所などは17万ボルトを超えますので、電力会社などの電気事業者において使用される資格です。
第二種電気主任技術者よりもさらに免状取得者が少なく、年間数百人程度しか合格していません。
試験範囲は第二種電気主任技術者と同様、二次試験まであります。
試験範囲は第二種と同様ですが、問われる出題内容はより高度な専門知識が必要です。
第一種電気主任技術者免状を認定取得するためには、大学や高等専門学校など、所定の教育施設において電気工学に関する学科を卒業し、かつ電圧50,00V以上の電気工作物の工事・維持・運用を行なっているか、第二種電気主任技術者免状を取得し、同様に電圧50,000V以上の電気工作物の工事・維持・運用を所定の年数以上行なっていることが求められます。
第1種電気主任技術者の評判
第1種電気主任技術者の資格の評判をご紹介します。
- 電気のプロとして重宝される
- やりがいがある
- 短時間高収入
- 時給30000円くらい
- マイペースでやれる
- プレッシャーが大きい
- 変な人が多い
- 毎年法律や制度が変わるため常に勉強が必要
- デスクワークが多い
となっています。
まとめ
第1種電気主任技術者の仕事は多く、非常に求められる資格です。
仕事は忙しいですが、大規模な現場も多く、やりがいの大きい仕事です。
ただし、電力会社、鉄道会社、大手家電量販店、建設会社、ゼネコン、ビルメンテナンス会社などは、会社の規模が大きいと全国転勤がある可能性もあります。
第1種電気主任技術者の資格を持っているが「全国転勤したくない」という人の中には、あえて派遣で働く人もいます。
派遣であればある程度自由が効きますし、ワークライフバランスを保ちやすくなります。
※デメリットは正社員より年収が下がることです。
建設業界の働き方も多様化している時代です。
ワークライフバランスが悪く、体を壊す電気工事士もいますので、働き方は慎重に検討しましょう。