施工管理技士の職務経歴書の書き方の注意点をご紹介します。

今まで関わった案件をすべて羅列する人がいますが、採用担当者にはあまり魅力的には写っていません。

 

関わった案件が多い人は、案件を羅列すると職務経歴書の枚数も多いでしょう。

ただし、ここで重要なのは案件の数ではありません。

案件の羅列は、正直見づらいです。

応募する企業に関係ある案件を強調する

施工管理技士の職務経歴書は、応募する企業に関連する案件を強調しましょう。

これで採用担当者に興味を持ってもらいやすくなります。

 

また、案件の羅列ではなく、応募する企業に関連する案件は詳細も記載して、より興味を持ってもらえるようにしましょう。

 

職務経歴書の枚数は、できれば2~3枚に抑えましょう。

5枚以上は見るのが疲れますし、要点をしぼれていません。

※どうしても全案件を見てもらいたい場合は、別紙にまとめるなど工夫をしましょう。

今後どういう仕事をしていきたいかも記載

過去の案件だけではなく「今後どういう仕事をしたいか」も記載しておきましょう。

これは、仕事に対する意欲を見せるのにも有効です。

 

「俺は今までこんなに経験を積んできたんだぜ」という人よりは、「これからもがんばります!」という謙虚でチャレンジ精神のある人を好みます。

 

誠実さや真面目さも大切です。

 

応募する企業が欲しがっている人材を読み取ることが大切です。

自分勝手で独りよがりな職務経歴書や面接は、採用担当者の印象が悪いです。

職務経歴書の注意点

職務経歴書を書く際の注意点をご紹介します。

今まで関わった案件には守秘義務があることがあります。

 

守秘義務がある案件は職務経歴書に固有名詞を書かないようにしましょう。

 

また、当然ですが誤字脱字はないようにしてください。

あまりかっこよいものではありません。

注意力不足ととられる危険性もあります。

 

施工管理の仕事で重要なのは保有資格です。

保有資格は必ず記載してください。

面接は交渉の場でもある

建設会社は施工管理技士が欲しいのも事実です。

企業側も面接に来てくれたことは嬉しいのです。

 

ですので、あまりにも下手に出すぎるのも良くありません。

※もちろん、限度があります。横柄な態度の人は不採用です。

 

特に施工管理技士の場合は希望年収を聞かれることもあります。

ここでは自分の本音を話しても良いでしょう。

 

施工管理技士の資格があるだけで採用したいという企業もあるくらいです。

ブラック企業に注意

施工管理技士の資格保有者がとにかくほしい企業は、大した面接もせずに採用になってしまうこともありますが、注意してください。

建設業界にはブラック企業も多いです。

 

もちろん、大変な仕事であることはどこにいっても変わりませんが、中には悪質なブラック企業もあるため、注意してください。

体を壊したり、うつ病になってしまう人もいます。

 

転職する企業選定は慎重に。