施工管理技士や現場監督の採用面接時の注意点をご紹介します。
必ず面接本番前に確認して、練習するようにしてください。
あいさつと返事ができないのはNG
採用面接では元気な挨拶と返事を心がけましょう。
挨拶、返事ができない人はNGです。
また、声が小さいのも大きなマイナスです。
やる気がないと思われてしまう可能性があります。
挨拶の仕方
基本ですが、挨拶の仕方をご紹介します。
あいさつは元気よく、ハキハキとしましょう。
ぼそぼそと挨拶したり、早口の挨拶もNGです。
あいさつをするときは面接官の目や顔を見て、部屋の大きさに合わせた声より気持ち大きめの声であいさつします。
元気よくあいさつするのは第一印象にも関わるため、絶対に成功させましょう。
面接の流れ
一般的な採用面接の流れもご紹介しておきます。
必ず本番前に確認しておいてください。
入室の仕方
面接室のドアを2回ノックします。
中から面接官が「どうぞ」と言ってから「失礼します」と中にいる面接官に聞こえる声で言います。
「失礼します」と言ってからドアを開けて入室します。
「失礼します」と言いながらドアを開けるのは印象が悪いです。
ドアを閉めるときはドア正面に向き、両手でドアを静かに閉めましょう。
着席まで
面接の椅子の左に進みます。
「〇〇(自分の名前)と申します。よろしくお願いいたします」と面接官を見ながら元気よく挨拶します。
約30度の角度でおじぎをします。
面接官から「お座りください」と着席を促されてから、「失礼します」と言って椅子に座ります。
座り方
椅子に座るときは、必ず背筋を伸ばしましょう。
猫背はNGです。
椅子には深く腰掛けすぎないようにしましょう。
※深く座りすぎるとやる気のないように見えます。
男性も足を広げすぎないように注意しましょう。
※足をだらしなく広げているのも、やる気の内容に見えます。
退室の仕方
面接が終了したら、椅子から立ち上がり「ありがとうございました、よろしくお願いいたします」と元気よく挨拶しましょう。
このとき、椅子から立ち上がりながら「ありがとうございました」と言うとだらしなく見えるのでやめましょう。
「ありがとうございました、よろしくお願いいたします」と言った後に一礼してください。
面接室の出口まで進み、面接官にまっすぐ向いて「失礼します」といってから一礼します。
まちがっても、出口のドアを開けながら「失礼します」と言わないようにしてください。
面接の動作の注意点
採用面接の動作の注意点ですが、1つ1つの動きをしっかりとするのがコツです。
「よろしくお願いいたします」と言ってから一礼する。
「失礼します」と言ってからドアを開ける。
など、1つ1つの動作をきちんと独立して行いましょう。
「失礼します」と言いながらドアを開けたり、「よろしくお願いいたします」と言いながら一例をするのは、だらしない印象を受けます。
あまり日常生活ではやらない動きですが、面接の際は注意して行うようにしてください。
まとめ
採用面接に慣れている人はいません。
必ず緊張します。
日常生活にないことですので、緊張して当然です。
ですが、この適度な緊張感が面接官に伝わることも大切です。
緊張感のない面接はNGです。
面接には「面接のやり方」がありますので、面接のときだけは挨拶、返事、礼など、1つ1つをきちんとするようにしましょう。
「何を言うか」よりも、こうした印象が採用を左右することも多いです。