日特建設の現場監督・施工管理の就職難易度は７です。

日特建設はトンネル、道路、ダム、橋梁など広い事業範囲のゼネコンです。

 

昭和２２年にダムの地質調査で創業した会社で、基礎工事を得意としています。

地盤改良や法面緑化などの特殊土木工事で実績が多く、防災や環境、改修工事、都市再生事業も展開しています。

新幹線、高速道路、河川工事、上下水道など対応できる工事範囲は広いです。

 

２０１６年にはインドネシアに進出してアジアマーケットを強めています。

国土整備とインフラに大きく社会貢献してきた会社です。

それでは、日特建設についてさっそく見ていきましょう(^^)

日特建設の企業情報

日特建設の会社概要をご紹介します。

  • 本店所在地：東京都中央区東日本橋3-10-6　Daiwa東日本橋ビル4階・5階・6階
  • 設立：昭和22年12月17日
  • 資本金：60億円
  • 社員数：1140名
  • 事業内容：総合建設業(土木、基礎、環境、地質コンサルタント)

となっています。

 

日特建設は全国に拠点があります。

東京、札幌、仙台、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡の支店と４１ヶ所の営業所が全国にあります。

また、インドネシアのジャカルタに拠点を持っています。

日特建設に就職・転職すると全国転勤や海外転勤の可能性もあります。

 

その他情報は、

  • 従業員の平均年齢：44.6歳
  • 男性従業員の平均年齢：45.1歳
  • 女性従業員の平均年齢：34.6歳
  • 平均勤続年数：19.5年
  • 男性従業員の平均勤続年数：19.9年
  • 女性従業員の平均勤続年数：11.4年
  • 離職率：4.4％
  • ３年後離職率：34.4%
  • 採用倍率：15倍
  • 年間の有給休暇取得日数：7.4日

となっています。

引用元：就職四季報

日特建設の平均年収は７１７万円

日特建設の平均年収は７１７万円です。

参考：日特建設「有価証券報告書」

さらに詳しい日特建設の年収情報

 

昇給は６月に年１回で、ボーナスは７月と１２月の年２回です。

諸手当は、

  • 技能資格手当
  • 住宅手当
  • 家族手当
  • 現場勤務手当
  • 施工指導手当
  • 時間外勤務手当
  • 通勤手当

などがあります。

世代別の平均年収

日特建設の世代別の平均年収は、

  • 20～24歳：321万円
  • 25～29歳：455万円
  • 30～34歳：501万円
  • 35～39歳：518万円
  • 40～44歳：580万円
  • 45～49歳：657万円
  • 50～54歳：714万円
  • 55～59歳：708万円
  • 60～65歳：591万円

となっています。

※厚生労働省「賃金構造基本統計調査」を参考に計算していますので、実際の平均年収と差がある場合があります。

日特建設の業績

日特建設の業績をご紹介します。

  • 2015年：売上高607億300万円、営業利益41億9800万円、経常利益39億500万円、純利益16億6400万円
  • 2016年：売上高576億3800万円、営業利益34億6500万円、経常利益34億3100万円、純利益21億1000万円
  • 2017年：売上高571億7400万円、営業利益35億8300万円、経常利益35億5500万円、純利益23億4200万円

となっています。

 

2017年に売上は少々落ちていますが、利益は維持しています。

2018年3月の数字は、売上高629億4300万円、経常利益41億1900万円と大幅にアップしています。

日特建設の施工管理職の中途採用の転職の難易度

日特建設の施工管理職の中途採用の募集職種は、土木施工管理です。

土木施工管理の経験が豊富な人が有利です。

土木施工管理技士の資格も必要です。

大規模工事、災害復旧工事、環境保全工事の施工管理経験があるとなお良いです。

また、海外工事の施工経験がある人も求めています。

 

ただし、最終学歴は高卒でも応募できます。

施工管理技士の資格も１級でなくても大丈夫です。

また、第二新卒であれば未経験でも施工管理にエントリーできます。

 

この点から考えると、中途採用の施工管理職の転職の難易度は極端に高くはなさそうです。

※決して採用されやすいわけではありませんので、しっかりと採用試験対策をしておきましょう。

日特建設の休日と休暇

日特建設の休日は土日祝です。

休暇は、

  • 夏季休暇(連続10日)
  • 年末年始休暇(12/29～1/3)
  • 慶弔休暇
  • 有給(20日)
  • 育児介護
  • リフレッシュ休暇

となっています。

日特建設の福利厚生

日特建設の福利厚生は、

  • 各種保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)
  • 退職金
  • 確定拠出年金
  • 確定給付年金
  • 持株会
  • 財形貯蓄
  • 寮・社宅
  • 総合福利厚生サービス加入

となっています。

 

一般的な福利厚生はそろっています。

ちなみに、定年退職は６０歳です。

採用までの流れ

日特建設の採用までの流れは、

  1. 書類選考
  2. 電話面接による選考
  3. WebでのSPI実施
  4. 役員面接
  5. 内定

となっています。

求められる人物像

日特建設に求められる人物像をご紹介します。

  • 高卒以上で施工管理の実務経験者
  • 独自工法の知識を身に付けて、施工に関わりたい人
  • 海外工事の施工管理経験者
  • 大規模工事、災害復旧工事、環境保全工事の施工管理経験のある人
  • 調整力のある人
  • 向上心のある人
  • コミュニケーション能力の高い人
  • 人から信頼される人
  • 柔軟な対応力のある人
  • 自分で成長できる人
  • チームワークができる人
  • 転勤が可能な人
  • 真面目な人
  • 何事にも一生懸命取り組む人
  • 第二新卒で未経験から施工管理にチャレンジしたい人
  • 明るくて前向きな人
  • チャレンジ精神のある人

となっています。

採用面接で聞かれること

日特建設の採用面接で聞かれる可能性のあることをまとめました。

  • 志望動機
  • 転勤は可能か？
  • 残業は可能か？
  • 前職の退職理由
  • 実務経験はどれくらい？
  • 忙しい現場でも大丈夫か？
  • 単身赴任は可能か？
  • 自己PR
  • 転職理由
  • 体力はある方ですか？

となっています。

まとめ・感想

日特建設は防災や環境、改修工事、都市再生事業で高い技術力と実績があります。

今後は法面補修分野と防災耐震分野に力を入れていくようです。

土木施工管理の実務経験はもちろん、今後日特建設が力を入れていく分野の実務経験があると有利になるでしょう。

 

就職・転職の難易度はある程度高いです。

実務経験や施工管理技士の資格がある中途採用の採用試験でも、面接の練習や企業分析をきちんとして対策しましょう。

 

あなたの就職・転職活動の参考になればうれしいです(^^)