2級ボイラー技士の年収などをご紹介します。
あなたの就職・転職活動の参考になればうれしいです(^^)
2級ボイラー技士の平均年収と合格率
2級ボイラー技士の平均年収などをご紹介します。
- 平均年収:400万円
- 合格率:58%
ボイラー技士は、建物の空調やお湯の給湯などに使用されているボイラーの運転や保守作業をする仕事です。
仕事先はビル設備会社、ホテルなどです。
大規模ボイラーの取扱いの主任者に任命されるには1級・特級の資格が必要です。
ボイラー技士は病院、学校、工場、ビル、船舶、機関車、銭湯、地域熱供給などの様々な場所で、資格の必要なボイラーを取り扱い、点検、安全管理を行う技術者です。
近年、ボイラー技士資格の必要の無いボイラー及び多様な熱源設備が普及してきているため、現場や企業ではボイラー技士の資格を知識や技能を証明する検定試験的な捉え方をする場合が多くなってきています。
2級ボイラー技士の業務区分は、
- 伝熱面積500m²以上:作業主任者不可、取扱可
- 伝熱面積25m²以上500m²未満:作業主任者不可、取扱可
- 伝熱面積25m²未満(小規模を超える):作業主任者可、取扱可
- 小規模ボイラー:作業主任者可、取扱可
となっています。
就職先はビル管理会社、ビルメンテナンス会社、プラント建設会社、病院、学校、工場、ビル、船舶、機関車、銭湯などが多いです。
ビルメンテナンス会社やビル管理会社などが比較的就職しやすいようです。
仕事自体がそれほど重労働ではないため、定年を迎えた人が再就職する場合にも人気がある職業のようです。
会社によっては資格手当てが支給されることもあるようです。
特級ボイラー技士や一級ボイラー技士になれば、ボイラー科の職業訓練指導員試験の受験資格も得られます。
2級ボイラー技士の評判
2級ボイラー技士の資格の評判をご紹介します。
- 仕事自体は楽な方
- 転職に有利になる
- 特級は重宝される
- 長く続けられる
となっています。
まとめ
2級ボイラー技士の仕事は多く、非常に求められる資格です。
仕事は忙しいですが、大規模な現場も多く、やりがいの大きい仕事です。
ただし、電力会社、鉄道会社、大手家電量販店、建設会社、ゼネコン、ビルメンテナンス会社などは、会社の規模が大きいと全国転勤がある可能性もあります。
2級ボイラー技士の資格を持っているが「全国転勤したくない」という人の中には、あえて派遣で働く人もいます。
派遣であればある程度自由が効きますし、ワークライフバランスを保ちやすくなります。
※デメリットは正社員より年収が下がることです。
建設業界の働き方も多様化している時代です。
ワークライフバランスが悪く、体を壊す電気工事士もいますので、働き方は慎重に検討しましょう。