1級管工事施工管理技士の年収などをご紹介します。
あなたの就職・転職活動の参考になればうれしいです(^^)
1級管工事施工管理技士の平均年収と合格率
1級管工事施工管理技士の平均年収などをご紹介します。
- 平均年収:420万円
- 合格率:学科43.4%、実地60.3%
1級管工事施工管理技士は建設業のうち冷暖房設備工事、空調設備工事、給排水・給湯設備工事、ダクト工事、浄化槽工事、ガス配管工事、衛生設備工事などの管工事で、施工計画を作成し、工程管理、品質管理、安全管理等の業務を行います。
建設業法により特定建設業の営業所に置かなければならない専任の技術者や、工事現場ごとに置かなければならない主任技術者および監理技術者になることができます。
監理技術者であり続けるためには更新が必要です。
管工事施工管理技士のメリットは、特定建設業および一般建設業の許可基準である営業所の専任の技術者になれるということです。
また、建設工事の現場に配置されることが多い監理技術者や主任技術者になることもできます。
この中でも指定建設業の特定建設業においては、営業所の専任の技術者と監理技術者だけが、1級の施工管理技士の国家資格者に限定されます。
管工事施工管理技士資格をもっている社員は資格手当など特別な手当を受けられる会社が多いです。
資格取得のために、会社から補助を受けたり、試験の日には会社を有給扱いで休むことができることもあります。
将来のステップアップのためにも有効な資格です。
法律で定められているものなのでこれからも需要は減りません。
主な就職先は建設、配管工事会社です。
1級管工事施工管理技士は営業所・工事現場ごとに設置義務がある上、入札時にも、有資格者の人数が大きく影響するため、管工事会社をはじめとする建設業で需要があります。
資格の保有者は社会保険労務士の受験資格が得られます。
さらに、1級・2級管工事施工管理技士の資格があれば、建築設備士試験を受験できます。
ただし、責任の重い仕事になるため、覚悟も必要です。
1級管工事施工管理技士の評判
1級管工事施工管理技士の資格の評判をご紹介します。
- プレッシャーが大きい
- 責任が重い
- 特別扱いされる
- 可能性が広がる
- 大変な仕事
となっています。
まとめ
1級管工事施工管理技士の仕事は需要が多く、求められる人材です。
仕事は忙しいですが、大きなやりがいのある仕事です。
1級管工事施工管理技士の資格を持っているが「全国転勤したくない」「あまり残業したくない」「休日出勤したくない」「ワークライフバランスを大切にしたい」という人の中には、あえて派遣で働く人もいます。
派遣であればある程度自由が効きますし、ワークライフバランスを保ちやすくなります。
建設業界の働き方も多様化の時代です。