第2種電気主任技術者の年収などをご紹介します。
あなたの就職・転職活動の参考になればうれしいです(^^)
第2種電気主任技術者の平均年収と合格率
第2種電気主任技術者の平均年収などをご紹介します。
- 平均年収:300万円
- 合格率:10%
第2種電気主任技術者は維持管理・運用可能な電圧範囲が高くなり、電力会社の変電所や発電所など、特に高い電圧を用いた電気機器を維持・管理・運用する場合に必要となる資格です。
第2種電気主任技術者は、第3種電気主任技術者の電圧範囲を超え、17万ボルト未満の電圧の電気設備を管理することが可能です。
大規模工場などでは66,000Vによる特別高圧受電となることも多く、このような大規模需要家では、第二種電気主任技術者の免状を取得している技術者による施設運用が不可欠です。
このような66,000Vを超える電気を受電する大規模工場やビル、商業施設などでは、第二種電気主任技術者の免状取得者を専任させなければいけませんので、免状取得者のニーズは極めて高く、さらに取得者の少なさもあり資格取得者の立場は非常に希少です。
試験内容は非常に難しく、電気に関する専門大学卒業と同等の知識が求められます。
試験は誰でも受験することができますが、第三種と違い二次試験が存在します。
一次試験は電気理論、電力、機械、法規の4種類ですが、二次試験ではパワーエレクトロニクスなど高度な専門技術を問われる試験が行われるため、さらに難易度は高くなります。
第2種電気主任技術者の評判
第2種電気主任技術者の資格の評判をご紹介します。
- 電気のプロとして重宝される
- やりがいがある
- 短時間高収入
- 時給30000円くらい
- マイペースでやれる
- 図面、仕様書、計画書、報告書など書類作成が多い
- 毎年法律や制度が変わるため常に勉強が必要
となっています。
まとめ
第2種電気主任技術者の仕事は多く、非常に求められる資格です。
仕事は忙しいですが、大規模な現場も多く、やりがいの大きい仕事です。
ただし、電力会社、鉄道会社、大手家電量販店、建設会社、ゼネコン、ビルメンテナンス会社などは、会社の規模が大きいと全国転勤がある可能性もあります。
第2種電気主任技術者の資格を持っているが「全国転勤したくない」という人の中には、あえて派遣で働く人もいます。
派遣であればある程度自由が効きますし、ワークライフバランスを保ちやすくなります。
※デメリットは正社員より年収が下がることです。
建設業界の働き方も多様化している時代です。
ワークライフバランスが悪く、体を壊す電気工事士もいますので、働き方は慎重に検討しましょう。